片頭痛について考えよう~ストレスや生活習慣が原因の場合アリ~

男性医師

医療機関を受診する前に

カウンセリング

痛みの性質と重要なサイン

さまざまな頭痛の中でも、片頭痛には他の頭痛にない特徴が指摘されます。頭が締めつけられるように痛む緊張型頭痛に対して、脈打つように痛むのが片頭痛です。しばしば吐き気や嘔吐を伴う点でも区別できます。その名の通り頭の片側が痛むケースは多いですが、すべての片頭痛がそうとは限りません。疑われる症状があれば、病院を受診して医師に相談するのが解決への近道です。片頭痛に関しては、予兆と前兆の存在も見逃せません。予兆は患者の約半数に認められる現象です。情緒不安定や疲労感、あくび、食欲増進、集中力の低下などの兆候が、頭痛発生の数日前から数時間前に表れます。これに対して前兆は、頭痛が起きる直前に見られる現象です。閃輝性暗点と呼ばれるジグザグ状の眩しい線と、視野の一部欠損、手足の痺れ等の感覚異常を特徴とします。予兆や前兆を欠くケースもありますが、こうした兆しは片頭痛が始まる重要なサインですので、病院を受診する際には診断のポイントになります。以上のような特徴を把握し、医師に伝えることが大切なのです。

痛みを起こす誘因の回避

片頭痛患者にとって病院と医師は心強い存在ですが、薬にばかり頼りすぎるのも考えものです。片頭痛にはさまざまな誘因が存在しますから、日頃からそうした要素を避けるようにすることが予防につながります。片頭痛を引き起こす食品としては、赤ワインなどのアルコール飲料やチーズ類、チョコレート、ハムやベーコンなど硝酸塩を含む加工肉が代表的です。コーヒー等に含まれるカフェインは血管を収縮させる働きもありますが、過度の摂取はやはり片頭痛の原因となりますので注意が必要です。高温多湿や低温、強い日光などの気候的要素も片頭痛の引き金になる可能性を秘めています。以上のような誘因をできるだけ避けるようにしていても、片頭痛を完全に防ぐことはできないかもしれません。体調その他の原因で頭痛が起きることは有り得ます。その場合は市販薬を服用して済ませるよりも、病院を受診した方が良い結果を得られるでしょう。専門知識を持つ医師の治療と指導に従えば、素人判断よりもはるかに高い確率で、片頭痛から脱却することが可能になるのです。